【シンザン記念】ルージュバック&ポタジェに続け シトラールが3きょうだい重賞V狙う

2024年01月03日 17:50

前走の未勝利を快勝したシトラール(昨年10月撮影、ユーザー提供:Dヘリオスさん)

 超良血のシトラール(牡3、美浦・萩原清厩舎)がシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 シトラールは父スワーヴリチャード、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againの血統。父は現3歳の初年度産駒が大活躍して、今年の種付料が前年比7.5倍の1500万円となったトップサイアー。そして母は07年のBCディスタフなどG1を6勝した名牝。さらには半兄ポタジェが22年大阪杯の覇者なら、半姉ルージュバックも重賞4勝の活躍馬だから、世代屈指の血統馬といえる。

 昨年6月の新馬(東京芝1800m)は3着、続く未勝利(新潟芝1800m)は2着と取りこぼしたが、3戦目となった前走の未勝利(東京芝1600m)で初勝利を挙げた。決してインパクトのある走りをするタイプではないが、レースセンスは抜群。一気の相手強化、初の右回りとなる今回も大崩れなく走れるだろう。

 ここで勝てば、スワーヴリチャード産駒の牡馬としては初の重賞V。そして兄姉に続いての3きょうだい重賞制覇となる。良血が本領発揮となるか注目したい。

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