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【有力馬動向】ウシュバテソーロは東京大賞典後も気配上々/馬三郎のつぶやき

2024年01月04日 18:22

今後の動向に注目したいウシュバテソーロ(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和

ヒュミドール(4日・常木)

 ステイヤーズSで9着に敗れたヒュミドール(セン8歳、美浦・小手川)は、ダイヤモンドS(2月17日・東京、芝3400m)を目標に調整される。

サトノグランツ(4日・城谷)

 昨年の菊花賞で10着に敗れて以降、休養に入っていたサトノグランツ(牡4歳、栗東・友道)が、復帰戦に選んだ次週の日経新春杯(14日・京都、芝2400m)へ向けて年末から追い切りを消化。順調な仕上がりをアピールしている。川田を背に栗東CWで行った1週前追いでは、ゴール前で遊んで着差こそわずかだったが、抵抗する僚馬2騎の間から楽に抜け出すシャープな走りを披露。6F85秒0-38秒1-11秒6(G前仕掛け)をマークした。まだ気持ちが入っておらず昨秋ほどの迫力はないが、それでも及第点は十分に与えられる動き。直前で上がりをビシッと追って気合をつければきっちりと仕上がりそうだ。

ウシュバテソーロ(4日・石渡)

 東京大賞典で連覇を飾ったウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木)が本日、美浦坂路を軽めのキャンターで登坂。馬体の張りが落ちることなく、確かな脚勢で気配は上々。今後の動向に注目したい。

インプレス(4日・竹原)

 日経新春杯(14日・京都、芝2400m)に出走予定のインプレス(牡5歳、栗東・佐々木)が、角田河を背に栗東CWで1週前追い切り。時計は84秒9-38秒5-12秒0(一杯)。キリンジ(4歳オープン)を1秒1追走すると、直線の追い比べできっちりとかわして0秒2先着した。動きに活気があり、気配も前走時以上だ。

リビアングラス(4日・森田)

 土曜中山9R・迎春S(芝2200m)に登録のあったリビアングラス(牡4歳、栗東・矢作)は、来週の日経新春杯(14日・京都、芝2400m)に向かうこととなった。「前走はリズム良く運べていなかった。使って調子も上がってきたし楽しみ」と安藤助手。格上挑戦になるが、菊花賞4着の実績を考えれば十分にチャンスはある。

ディアスティマ(4日・安里)

 アルゼンチン共和国杯では13着と思わぬ大敗を喫したディアスティマ(牡7歳、栗東・高野)。師は「ゲートから進みが悪く、全く持ち味を出せなかった。いったん放牧を挟んで馬体の張りとツヤが良くなり、いい頃の行きっぷりも戻っている。先行策から粘り込む形で見直したい」と、日経新春杯(14日・京都、芝2400m)での巻き返しを期待する。

キングズソード(4日・堀尾)

 東京大賞典は5着に終わったキングズソード(牡5歳、栗東・寺島)。「あの枠(1番)ならテンにもう少し出して行っても良かったですね。もう2、3列前なら違った気もするけど」と、師は回顧したうえで「あの形で0秒4差しか負けていないんでね。次のフェブラリーS(2月18日・東京、ダート1600m)で逆転を狙います」と反撃に意欲を見せていた。

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