中山1Rを制したサンディブロンド(撮影・園田高夫)
24年の東のオープニングレースである中山1Rを制したのは、3番人気の
サンディブロンド(牝3歳、美浦・田中博)だった。好スタートを切ると、好位追走から直線で危なげなく抜け出した。
近親にマイルG1・3勝の
ソングラインなどがいる良血馬に、戸崎圭は「芝も悪くないけど、ダートも走れたなと。気性に難しいところがあるので、距離を詰めてリズム良く走れたのが良かったですね。徐々にいろんなことを覚えてくれれば」と回顧。新年一発目のレースを制し、「いいスタートを切れました」と笑顔だった。
田中博師も「昨年は初日に3勝。勝ち鞍は前年(22年)より減ったものの、(G1初勝利など)いい年になりました。幸先良く勝てたのは縁起がいいと思うので、気持ち良く今年を過ごせるのかなと思います」と語った。