中山大障害、メルシーエイタイムが3度目の正直

2007年12月22日 14:45

 22日、中山競馬場で行われた中山大障害(障害3歳上、JGI・芝4100m)は、直線入り口で先頭に立った横山義行騎手騎乗の3番人気{horse=2002104783:メルシーエイタイム}(牡5、栗東・武宏平厩舎)が、5番人気キングジョイに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは4分39秒7(良)。さらに3/4馬身差の3着には2番人気マルカラスカルが入った。1番人気のテイエムドラゴンは4着。

 勝ったメルシーエイタイムは、父チーフベアハート、母がJRA1勝のマチカネカルメン(その父スリルショー)という血統。03年HBAセレクションセールにて800万円(税抜)で落札されていた。平地12戦1勝の成績で05年11月に障害入り。入障2戦目で初勝利を挙げると、その後も勝ち星を重ね、今年の東京ハイジャンプ(JGII)で重賞初制覇を飾った。このレースは一昨年に10番人気で2着に好走。昨年は1番人気に推されて2着に敗れており、今回が3度目の挑戦での初勝利となった。通算成績27戦6勝(うち障害14戦5勝、重賞2勝)。

 鞍上の横山義行騎手はこの勝利が区切りのJRA通算200勝目。JGIはゴーカイで制した01年中山グランドJ以来の通算3勝目で、JRA重賞はテンビーエースで制した03年東京オータムJ(JGIII)以来の通算8勝目となった。また、管理する武宏平調教師はメルシータカオーで制した04年中山大障害に続くJGI・2勝目。JRA重賞はメルシーエイタイムで制した東京ハイジャンプに続く今年2勝目で、通算では6勝目となった。

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