23日、阪神競馬場で行われたベテルギウスS(3歳上OP、ダート2000m)は、小牧太騎手騎乗の2番人気ワンダースピード(牡5、栗東・羽月友彦厩舎)が、6番人気メイショウサライとの叩き合いをアタマ差制し優勝した。勝ちタイムは2分01秒0(不良)のレコード。さらに1.3/4馬身差の3着に5番人気クワイエットデイが入った。1番人気ピサノデイラニは13着。
勝ったワンダースピードは、父キンググローリアス、母ワンダーヘリテージ(その父Pleasant Tap)という血統。今年に入り東海S(GII)2着、シリウスS(GIII)3着と重賞でも好走を見せ、2走前のアルデバランS(OP、京都・ダート1800m)を勝利。前走のジャパンCダート(GI)は9着だった。通算成績29戦7勝(うち地方3戦1勝)。
なお、これまでのレコードは今年4月8日にワンダースピード自身が記録した2分03秒9(良)で、今回これを2.9秒と大幅に更新した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。