◆第38回根岸S・G3(1月28日、東京・ダート1400メートル、良＝1着馬にフェブラリーSの優先出走権)

　16頭立てで争われ、1番人気のエンペラーワケア(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ロードカナロア)が、重賞初制覇となった。アルファマム(牝5歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父マジェスティックウォリアー)は最速の上がりで伸びたが、8着までだった。勝ち時計は、1分24秒1。

　水口優也騎手(フルム＝5着)「折り合いがスムーズで、勝った馬の後ろでいい位置を取れた。直線でブレーキをかけてエンジンをかけ直したのが痛かった。力をつけていて、重賞でもやれるところを見せてくれた」

　柴田善臣騎手(ベルダーイメル＝6着)「向こう正面で後ろから来られた際に行きたがって引っ張る形に。それがなければ、もう少し脚は使えていたと思う」

　川須栄彦騎手(シャマル＝7着)「休み明けの影響はなかった。スタートも決まって、好位でしっかり我慢できた。精神面の成長も感じましたし、得意ではない形で最後まで頑張れたのは収穫」

　菅原明良騎手(アルファマム＝8着)「いつも通り後ろから。しまいは伸びてくれたけど、前が止まりませんでした」

　小林勝太騎手(ライラボンド＝10着)「気合い乗りが良かったです。道中も手応え十分で、砂を被っても嫌がることなく運べました。距離は、もう少しあった方がよさそうです」