東西トレセンで１４日、新人騎手への記念ムチ贈呈式が行われ、女性１人を含む８人が真新しいムチを受け取った。

　現役７人目の女性ジョッキーとなる大江原比呂騎手（１９）＝美浦・武市＝は「やっとスタートラインに立てたとホッとしています。多くの方から『おめでとう』と言っていただいて、実感が湧いてきました。デビューまでに技術を少しでも磨いて、着順を一つでも上げられるように頑張ります」と意気込んだ。

　また、地方競馬の全国リーディングに３度輝いた父・吉村智（兵庫）の背中を見て育った吉村誠之助騎手（１８）＝栗東・清水久＝は「騎手になれてホッとしている感じです。まずは国内で有名なジョッキーとして名を上げ、リーディングジョッキーとなれるように。そして、その次は世界で活躍できるように頑張りたいです」と大きな目標を掲げた。