武豊騎手との初コンビで2勝目を狙うジンセイ(昨年12月撮影、ユーザー提供:runoさん)
武豊騎手が
ジンセイ(牡3、栗東・庄野靖志厩舎)ですみれステークス(3歳・リステッド・芝2200m)の3年ぶり5勝目を狙う。
武豊騎手はこれまですみれSに19回騎乗。9回目の参戦となった00年に
アタラクシアで初勝利。その後も03年にリンカーン、08年に
キングスエンブレム、21年に
ディープモンスターで勝ち、藤田伸二元騎手の5勝に次いで歴代2位の4勝を挙げている。
今年のパートナーは
ジンセイだ。これまで4戦1勝。3戦目となった前々走の未勝利(阪神芝1800m)で初勝利を挙げた。続く前走は一気に距離を延ばし、2400mのゆりかもめ賞へ。超スローペースが堪えて先行2頭を捕らえることはできなかったが、上がり3Fをメンバー中2位タイの34秒1でまとめて3着。大いに長距離適性を感じさせる走りだった。それだけにリステッドとはいえ、2勝馬が2頭しかいないメンバー構成ならチャンスはある。
武豊騎手は
ジャスタウェイ産駒でJRA通算54戦14勝。勝率26%、複勝率54%の好成績を残している。とりわけ今年は
ヤマニンウルスと
レディアスで2戦2勝だから期待は高まる。初コンビとなる
ジンセイの持ち味をいろいろと引き出してくれるに違いない。