85年のエリザベス女王杯(GI)を制した
リワードウイング(牝26)が15日、老衰のため繋養先の北海道浦河郡浦河町の優駿ビレッジAERUで死亡したことがわかった。
同馬は、父グリーングラス、母フクインデアナ(その父インディアナ)という血統。2歳10月に栗東・鶴留明雄厩舎からデビューし、初勝利は3歳2月のダート戦。春シーズンは条件馬の域を出なかったが、夏の間に古馬相手の長距離戦で力をつけて、6番人気で出走したエリザベス女王杯を優勝。父グリーングラスとともに父娘で京都競馬場のGIウイナーとなった。
現役引退後は北海道浦河の三勝牧場、新冠の越湖牧場などで繁殖生活を送り、孫に
リワードフォコン(00年毎日杯-GIII・2着)、
リワードアンセル(00年阪神3歳牝馬S-GI・3着)などを出している。