17日、大井競馬場で行われた1R・4歳(ダート1200m)に、96年の日本ダービー(GI)を無敗で制したフサイチコンコルドの弟{horse=2004102978:フレンチバルザック}(牡4、大井・月岡健二厩舎)が和田譲治騎手騎乗の1番人気(単勝1.6倍)で出走。道中3番手追走から直線では楽に後続を突き放し、デビュー戦を快勝した。
同馬は、父フレンチデピュティ、母バレークイーン(その父Sadler's Wells)。半兄にフサイチコンコルド(父Caerleon)のほか、01年京成杯(GIII)を勝ったボーンキング(父サンデーサイレンス)、重賞3勝馬カンパニーの父ミラクルアドマイヤ(父トニービン)、甥に昨年の皐月賞馬ヴィクトリーがいる血統。
当初は美浦・藤沢和雄厩舎に入厩したが、裂蹄のため昨年9月にJRA競走馬登録を抹消し、未出走のまま現厩舎に移籍していた。