エスケンデレヤ(16年撮影、(c)netkeiba)
日本軽種馬協会七戸種馬場で繋養されていたエスケンデレヤ(17歳)が1日、心不全のため死亡したことがわかった。2日、日本軽種馬協会が発表した。
エスケンデレヤは父Giant's Causeway、母Aldebaran Light、その父Seattle Slewという血統。米国で競走馬としてデビューし、3歳時に米G1・ウッドメモリアルSを制するも、その後の故障で引退することとなった。種牡馬入り後は米G1を4勝したミトレ(Mitole)などを輩出。2016年から日本軽種馬協会静内種馬場で供用を開始し、ジャパンダートダービー2着のダイメイコリーダなどを送り出した。23年からは七戸種馬場で供用されていた。
【七戸種馬場・場長 野田龍介氏のコメント】
「突然のことで大変残念に思います。昨年、東北地区での活躍を期待して七戸種馬場に導入され、北海道地区以外で繋養された種牡馬のなかで最多の39頭に種付するなど、多くの皆様にご支持をいただきましたこと深く感謝申し上げます。今年誕生する東北産のエスケンデレヤ産駒の活躍を心から願います」