19日、中山競馬場で行われたニューイヤーS(4歳上OP、芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気{horse=2003102542:マルカシェンク}(牡5、栗東・河内洋厩舎)が、道中早めに先頭に立つと、直線で追いすがる2番人気マヤノライジンの追撃を1/2馬身差抑え、昨年の中山記念(GII)7着以来約11か月ぶりとなる復帰戦を勝利で飾った。勝ちタイムは1分33秒4(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には9番人気ゴールドアグリが入った。
勝ったマルカシェンクは、父サンデーサイレンス、母は伊1000ギニー(伊G2)の勝ち馬シェンク(その父Zafonic)という血統。半妹に昨年の忘れな草賞(OP)を勝ったザレマ(牝4、栗東・音無秀孝厩舎、父ダンスインザダーク)がいる。05年9月のデビュー戦(阪神・芝2000m)、デイリー杯2歳S(GII)、京都2歳S(OP)と3連勝を飾ったが直後に骨折が判明。半年近い休養を挟んだ京都新聞杯(GII)は5着、日本ダービー(GI)では4着に入ったものの、ダービー直後に再び骨折が判明した。秋に復帰を果たしたが、その後は不振が続いており、今回が京都2歳S以来約2年2か月ぶりの勝利となった。通算成績13戦4勝(重賞1勝)。