パストラーレ騎乗で2着となった大江原比呂騎手(カメラ・荒牧 徹)
3月2日にデビューを迎えた新人ジョッキーの大江原比呂騎手=美浦・武市康男厩舎=は、土日で9鞍に騎乗。3日の中山5R・3歳未勝利(芝1600メートル=16頭立て)で騎乗した
パストラーレ(牡3歳、美浦・武市康男厩舎、父
シルバーステート)の2着が最高だった。大江原騎手は「返し馬では自分の技術不足でガチャガチャしていましたが、助手さんと前走まで乗っていた菅原明良騎手が丁寧に乗ってくれたおかげでレースでは問題なかったです。もう少しうまく乗れたと思いました」と、レースを振り返った。
その他の8鞍では馬券に絡むことはできず、「テレビで見ていた先輩たちと一緒にレースをすることで、とても緊張しました。全体的に中途半端になってしまいましたね」と唇を嚙んだ大江原騎手。最終騎乗の3日7R後には、目標に挙げる内田博幸騎手から声をかけられ「レースのこととか、心構えを教えていただきました」と笑顔を見せていた。