現地時間25日、フランスの競馬統括機関・フランスギャロは、イギリスのK.ファロン騎手(42)に対して18か月間の騎乗停止処分を下した。
これは昨年8月19日に仏・ドーヴィル競馬場で行われたモルニ賞(仏G1)でMyboycharlieに騎乗し優勝したものの、レース後の薬物検査で同騎手からコカインとみられる禁止薬物の陽性反応が出たことによるもの。ファロン騎手は06年11月にも薬物検査による陽性反応でフランスギャロより6か月の騎乗停止処分を受けている。
また、04年9月に八百長疑惑で逮捕されたほか、06年7月にも八百長行為の罪で起訴され、イギリス国内において騎乗停止となったが、昨年12月に無罪判決を受けてイギリスでの騎乗が可能となっていた。