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【浦和・桜花賞】プリンセスアリーまず1冠!今月末で定年引退の岡田師が有終の美

2024年03月28日 05:00

直線抜け出し、牝馬クラシック第1弾桜花賞を制したプリンセスアリー

 南関東牝馬3冠の第1弾「第70回桜花賞」が27日、浦和競馬場で行われた。今月末で定年引退する岡田一男調教師(76)が管理する3番人気のプリンセスアリーが好位から抜け出して快勝。重賞初制覇を飾った。同馬と2着パペッティア、3着ミチノアンジュには「第37回東京プリンセス賞」(S1、4月25日、大井1800メートル)の優先出走権が与えられた。

 これぞまさに有終の美。61年前、騎手として浦和競馬場の門を叩いた岡田師がホースマン人生の花道を飾った。桜と同じピンクのYシャツに枠番と同じ青色のネクタイで表彰式に登場すると、優勝カップを掲げてファンの声援に応えた。「3着はあるかなくらいに思っていたので、びっくりした。森ジョッキーのおかげです」。目にうっすらと涙を浮かべて感謝した。

 「先生の最後の重賞ということで期するものがあった」と打ち明けた森。その言葉通り、プリンセスアリーをこん身の手綱で桜の女王に導いた。好スタートを決めて4番手のインを確保。勝負どころの3コーナーも内ラチ沿いをそつなくさばく。直線、残り100メートルで逃げ粘るミチノアンジュをかわすと、外から迫るパペッティアを1馬身抑えてゴールを駆け抜けた。「内枠を生かし切ったいい競馬ができた。先生には駆け出しの頃からたくさんいい馬に乗せてもらったし、ドラマのような結果でうれしい」と笑顔で振り返った。

 「小柄だけど芯がある。体も成長しそうだし、楽しみが広がる」と森は将来性に太鼓判を押した。今後は未定だが、新天地でさらなる成長を遂げて女王の座を守り抜く。

 ◆プリンセスアリー 父キズナ 母ホワイトフローラ(母の父)スズカフェニックス 牝3歳 浦和・岡田一男厩舎 馬主・ライフエンタープライズ(株) 生産者・北海道浦河町の宮内牧場 戦績6戦4勝 総獲得賞金3340万円。

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