2日、京都競馬場で行われた、つばき賞(3歳500万下、芝1800m)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気
シングライクバード(牝3、栗東・友道康夫厩舎)が、中団追走から直線に向いて一気の追い込みを見せ、ゴール前の競り合いをまとめて交わして優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(良)。クビ差の2着には2番人気
ミッキーチアフルが入り、1番人気
ファリダットは好位から粘り込みを図ったが、さらにクビ差の3着に敗れた。
勝った
シングライクバードは、父シンボリクリスエス、母は97年阪神牝馬特別(GII)、
マーメイドS(GIII)2着の
シングライクトーク(その父ノーザンテースト)という血統。半姉に03年フラワーC(GIII)3着の
セイレーンズソング(父サンデーサイレンス)がいる。昨年12月23日の新馬戦(阪神・芝1400m)は2着に敗れたが、続く前走の未勝利戦(京都・芝1600m)では今回と同じく豪快な追い込みを決めて初勝利を挙げていた。通算成績3戦2勝。