現地時間2日、米・ガルフストリームパーク競馬場で行われたドンH(4歳上、米G1・ダート9f)は、E.コア騎手騎乗の3番人気スプリングアットラスト Spring at Last(牡5、米・D.オニール厩舎)が、好位追走から4角で早めに先頭に立ち、エーピーアロー A.P.Arrowの追撃を1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分48秒35(良)。さらに2.1/2馬身差の3着にキスザキッド Kiss the Kidが入り、1番人気ダーヘル Daaherは7着に敗れた。
勝ったスプリングアットラストは、父Silver Deputy、母Winter's Gone(その父Dynaformer)という血統の米国産馬。半姉に05年ラスヴァージネスS(米G1)を勝ったシャープリサ Sharp Lisa(父Dixieland Band)がいる。06年マリブS(米G1)で2着に入り、フサイチリシャールが出走(6着)した昨年のゴドルフィンマイル(首G2)で重賞初制覇。約9か月ぶりの前走、12月26日の一般戦(サンタアニタパーク・芝8f)を勝ってここに臨んでおり、3連勝でのG1初制覇となった。通算成績12戦5勝(重賞2勝)。