3日、京都競馬場で行われた松籟S(4歳上1600万下、芝2400m)は、幸英明騎手騎乗の3番人気{horse=2004102850:ニュービギニング}(牡4、栗東・池江泰郎厩舎)が、直線で大外から鋭く追い込み、2番人気グロリアスウィークに3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分29秒3(重)。さらに1/2馬身差の3着に9番人気パープルファルコンが入った。1番人気アグネストレジャーは4着。
勝ったニュービギニングは、父アグネスタキオン、母ウインドインハーヘア(その父Alzao)。半兄に05年クラシック3冠、06年天皇賞・春(GI)、06年宝塚記念(GI)、06年ジャパンC(GI)、06年有馬記念(GI)を制したディープインパクト(父サンデーサイレンス)、同厩の全妹に骨折で休養中のヴェルザンディ(牝3)がいる血統。
06年12月のデビュー戦(阪神・芝2000m)を制すと、続くホープフルS(OP)では大外一気の追い込みを決めて2連勝。その後は勝ち星から遠ざかっており、今回が約1年1か月ぶりの勝利となった。通算成績12戦3勝。