3日、福山競馬場で行われた椿賞(サラブレッド系、ダート1800m、1着賞金115万円)は、渡辺博文騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.0倍){horse=2003105752:ナムラベンケイ}(牡5、福山・渡邉貞夫厩舎)が、2番手追走から4角で先頭に並びかけると、逃げ粘る2番人気エンドジョーカーに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒4(不良)。さらに1/2馬身差の3着に8番人気ナムラゼウスが入った。
勝ったナムラベンケイは、父ブラックホーク、母クリノヨリリン(その父ジェイドロバリー)という血統。06年2月に栗東・五十嵐忠男厩舎からデビューし、6戦目の指定交流競走(園田・ダート1400m)で初勝利。その後、兵庫を経て昨年から福山へ移籍し、1月3日に行われた福山大賞典(福山・ダート2600m)で重賞初勝利。前走の寒菊特別(福山・ダート1800m)も勝っており、この勝利で3連勝となった。通算成績31戦9勝(うちJRA6戦0勝、重賞2勝)。