【ユニコーンS】曾祖母は名牝エアグルーヴ ミッキーファイトが無傷3連勝で兄弟3頭目のタイトル獲得なるか

2024年04月25日 18:00

2戦2勝と底を見せていないミッキーファイト(昨年12月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)

 名牝エアグルーヴの曾孫となるミッキーファイト(牡3、美浦・田中博康厩舎)が、ユニコーンステークス(3歳・GIII・ダ1900m)で無敗での重賞初制覇を目指す。

 ミッキーファイトは父ドレフォン、母スペシャルグルーヴ、母の父スペシャルウィークの血統。半兄のジュンライトボルトは一昨年のチャンピオンズCとシリウスS。同じくグルーヴィットは19年の中京記念を制している。さらに曾祖母のエアグルーヴは96年のオークスと97年の天皇賞(秋)、4代母のダイナカールは83年のオークスの覇者。したがってドゥラメンテやルーラーシップ、アドマイヤグルーヴと同じ一族となる。

 ここまで2戦2勝。昨年10月の新馬(東京ダ1600m)はラスト100mの地点で2着が精いっぱいの態勢だったが、先頭のセントラルヴァレーがゴール前で外に逃避。その間隙をついての差し切りだった。続く1勝クラス(中山ダ1800m)は好位から抜け出して5馬身差の圧勝。2着が後に雲取賞を制するブルーサンだから、決して相手に恵まれたわけでもなかった。時計もかなり優秀だったので、重賞級の逸材とみて間違いない。

 今回は約4カ月半ぶりの実戦。500kg台半ばの超大型馬だけに尚更、仕上がりが気になるが、ここまで坂路とWを併用して入念に乗り込まれてきた。1週前のW追いも格上のバジオウを相手に迫力満点の動きだったので、ほぼ万全だろう。兄2頭に続く3きょうだい重賞制覇を期待したい。

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