14日、園田競馬場で通算2000勝以上の騎手を集めた「第16回
ゴールデンジョッキーカップ」が行われ、兵庫の川原正一騎手(48、兵庫・曾和直榮厩舎)が2度目の総合優勝を果たした。
同競走はこの日の3レースで争われ、第1戦・
ファイティングジョッキー賞は岩田康誠騎手(JRA)が1着、有馬澄男騎手(兵庫)が2着、安部幸夫騎手(愛知)が3着。第2戦・エキサイティングジョッキー賞は石崎隆之騎手(船橋)が1着、川原正一騎手(兵庫)が2着、吉田稔騎手(愛知)が3着。第3戦・チャンピオンジョッキー賞は川原正一騎手が1着、武豊騎手(JRA)が2着、的場文男(大井)騎手が3着という結果に終わった。
この結果、第1戦で8着、第2戦で2着、第3戦で1着という成績だった川原正一騎手が、史上3人目、02年以来5年ぶりとなる2度目の優勝を飾っている。総合順位は以下の通り。
【
ゴールデンジョッキーC総合順位】
01 川原正一(兵庫)…39P
02 岩田康誠(JRA)…31P
03 有馬澄男(兵庫)…30P
04 武豊(JRA)…27P
05 石崎隆之(船橋)…26P
06 小林俊彦(岩手)…23P
07 吉田稔(愛知)…21P
08 内田博幸(大井)…21P
09 的場文男(大井)…18P
10 安部幸夫(愛知)…17P
11 小牧太(JRA)…15P
12 内田利雄(福山)…8P
川原正一騎手は59年3月14日、鹿児島県生まれの48歳。76年4月にデビューし、これまでの主な勝ち鞍に01年名古屋グランプリ(交流GII、ミツアキサイレンス)、98年TCK女王盃(交流GIII、
トミケンクイン)などがある。97年のワールド
スーパージョッキーズシリーズ(WSJS)では初出場ながら総合優勝。05年に笠松から兵庫へ移籍し、先月30日に地方通算3200勝を達成している。