17日、京都競馬場で行われた、きさらぎ賞(3歳、GIII・芝1800m)は、O.ペリエ騎手騎乗の8番人気
レインボーペガサス(牡3、栗東・鮫島一歩厩舎)が、後方追走から直線で末脚を伸ばし、5番人気
スマイルジャックに3/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分48秒8(良)。さらにハナ差の3着に7番人気
ヤマニンキングリーが入った。1番人気
ブラックシェルは最後方追走から直線で大外に持ち出したが伸びを欠き、7着に敗れた。
勝った
レインボーペガサスは、父アグネスタキオン、母が03年京都牝馬S(GIII)3着の
ギャンブルローズ(その父デインヒル)という血統。昨年9月に札幌でデビューし、初ダートとなった4戦目(京都・ダート1800m)で勝ち上がり。続くもちのき賞(500万下、京都・ダート1800m)でレコード勝ちを果たし、前走の全日本2歳優駿(交流GI)では1番人気に推されたものの3着に敗れていた。今回が芝での初勝利。通算成績7戦3勝(うち地方1戦0勝、重賞1勝)。
鞍上のO.ペリエ騎手は96年(ロイヤルタッチ)以来となるこのレース2勝目。JRA重賞は昨年のラジオNIKKEI杯2歳S(GIII、
サブジェクト)以来の勝利で通算39勝目。これで95年金杯・西(GIII、
ワコーチカコ)以来、14年連続のJRA重賞勝ちとなった。管理する鮫島一歩調教師は、06年AJCC(GII、シルクフェイマス)以来のJRA重賞制覇で、通算では4勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。