【日本ダービー】ツィンクル一族悲願のGI制覇へ 京都新聞杯覇者のジューンテイクが参戦

2024年05月19日 20:47

一族悲願のGIタイトルを目指すジューンテイク(昨年9月撮影、ユーザー提供:DKさん)

 一族悲願のビッグタイトル獲得なるか。京都新聞杯を制したジューンテイク(牡3、栗東・武英智厩舎)が、日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)でGI初制覇を狙う。

 ジューンテイクは父キズナ、母アドマイヤサブリナ、母の父シンボリクリスエスの血統。曾祖母は94年桜花賞2着のツィンクルブライド。この一族からはコンスタントに活躍馬が出ている。母のいとこのミッキースワローは17年セントライト記念など重賞3勝、祖母の全弟のペールギュントは04年デイリー杯2歳Sなど重賞2勝、そして半兄のジューンベロシティは障害重賞を2勝している。しかし、GIでは延べ20頭が走って2着2回、3着2回、4着2回、5着3回と惜敗多数。未だ戴冠には手が届いていない。

 ジューンテイクはここまで9戦3勝。デビューからマイル以下を主戦場としていたが、3歳となって中距離に路線変更した。すみれSが2着、若葉Sが5着で皐月賞出走は果たせなかったが、前走の京都新聞杯で重賞初制覇。最内枠を生かした理想的な立ち回りで勝利をつかみ取り、日本ダービー出走にこぎつけた。

 曾祖母の桜2着からちょうど30年、ここで一族のGIタイトルを手にすることができるか。メンバー中最多となる9戦のキャリアを生かし、頂点へと上り詰めてほしい。

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