6月30日(日)に福島芝1800mで行われる3歳重賞、ラジオNIKKEI賞。ここへ出走を予定している友道康夫厩舎の2頭、ジュンゴールドとサトノシュトラーセが今朝6日、レースに向けた追い切りを行っている。

　荻野極騎手(レースでも騎乗予定)が跨ったジュンゴールドはCWで単走。馬の少ない時間帯に1頭だったが、道中から軽快なスピードでラップを刻んでいき、時計は6F81.4-5F66.2-4F51.7-3F36.9-2F23.4-1F11.4秒。3コーナーで少しラップの遅くなるところはあったが、それ以外はきれいに加速するラップを踏むことができている。まだレースまで時間のある現時点でこれだけの時計を出せることは評価したいところ。

　サトノシュトラーセもCWで単走。今回の帰厩以後は普段のCWでのキャンターがいい力感で走ることができていて、この追い切りでもその雰囲気を出している。6F標識を通過するところはゆったりと入って、1Fごとに徐々にスピードアップしていく形。

　じわじわとスピードに乗って、最後の直線でも一気に加速というよりもギアを確実にひとつずつ上げる形でフィニッシュ。時計は6F82.6-5F67.0-4F52.1-3F37.6-2F23.8-1F11.7秒。きれいな加速ラップを踏むことができており、今後の追い切りにも注目したい。

(取材・文：井内利彰)