【宝塚記念】相性が良い“騎手の年齢”は? 29歳と37歳は過去4勝

2024年06月19日 19:15

武豊騎手(撮影:下野雄規)

 京都競馬場で6月23日(日)に行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)。今週末に迫った“上半期のグランプリ”で、結果を残してきたのは若手ジョッキーか、それともベテランだろうか。騎手の年齢を分析してみた。

 先月末の日本ダービーでは、横山典弘騎手が56歳で白星を挙げ、同レース史上の最高齢勝利記録を更新。一方、勝ち馬のダノンデサイルを管理している安田翔伍調教師は41歳で、同レースにおける史上最年少勝利記録だった。このように、たびたび話題にあがるレースと年齢の関係。宝塚記念ではどうか。グレード制が導入された84年以降、勝利騎手の年代は以下の通り。

10代:0人(0%)
20代:13人(32.5%)
30代:16人(40.0%)
40代:11人(27.5%)
50代:0人(0%)

 10代、50代(それ以上を含む)はおらず、20代〜40代のいわゆる中堅どころに集中。わずかに30代での戴冠が40%で最多だった。また、もっとも戴冠例が多かったのは29歳、37歳のそれぞれ4人ずつ。前者は川田将雅騎手(15年:ラブリーデイ)や横山和生騎手(22年:タイトルホルダー)ら、後者は内田博幸騎手(08年:エイシンデピュティ)や柴田政人騎手(86年:パーシャンボーイ)らがいる。

 最年少勝利は武豊騎手の20歳(89年:イナリワン)で、最高齢勝利は蛯名正義騎手の47歳(16年:マリアライト)だった。今年は55歳の武豊騎手がドウデュースと共に参戦。勝利すれば、宝塚記念におけるグレード制導入以降の最高齢勝利記録を樹立することになる。

【今年の騎乗予定騎手 宝塚記念当日の年齢】
岩田望来 24歳
C.ルメール 45歳
D.レーン 30歳
横山武史 25歳
幸英明 48歳
武豊 55歳
坂井瑠星 27歳
池添謙一 44歳
菅原明良 23歳
横山和生 31歳
団野大成 24歳
川田将雅 38歳
戸崎圭太 43歳
(敬称略)

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