ブローザホーンで宝塚記念を制した菅原明良騎手(左)は、師匠の高木登調教師と感謝の握手
先週の宝塚記念を
ブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父
エピファネイア)で制して、デビュー6年目で待望のG1初制覇を果たした菅原明良騎手(23)=美浦・高木登厩舎=が6月25日、美浦トレセンで多くの関係者から祝福の嵐を受けた。師匠の高木調教師とは感謝の握手をかわして、改めて喜びをかみ締めた。「まだ実感が沸きませんね。小さい頃から何度夢見たことか」と、興奮冷めやらぬ様子で笑顔を浮かべた。
中山競馬場の近くにある実家で育ち、競馬の道を志してから強く印象に残っているG1は
イスラボニータが勝った皐月賞という。「本当によく中山は遊びに行っていたので、(内馬場にある)
トランポリン(の遊具)で飛んでいましたね(笑い)。
イスラボニータの皐月賞とか覚えていますし、調教動画を見て、走りがすごくダイナ
ミックで格好良かったですよね」と、G1ジョッキーの仲間入りを果たして感慨深げだった。