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【プロキオンS】4戦無敗の4歳馬 きょうだい5頭と同じ血統に合った坂路調教で整った

2024年07月04日 06:30

ヤマニンウルス(手前)は弟と坂路で併走

◆第29回プロキオンS・G3(7月7日、小倉競馬場・芝1700メートル)追い切り=7月3日、栗東トレセン

 第29回プロキオンS・G3(7日、小倉)は、重賞初挑戦するヤマニンウルスの栗東・坂路での併せ馬を、ヤマタケ(山本武志)記者が「見た」。

 もう整えるだけで十分ということだろう。4戦無敗のヤマニンウルスは栗東・坂路で57秒4と地味な時計。弟のヤマニンアルリフラ(3歳未勝利)相手に追走併入したが、予定より1秒〜1秒半遅かったという。しかし、斉藤崇調教師は「問題なく調整できています」とうなずく。

 確かな手応えには豊富な調教量の裏付けがある。裂蹄の影響で平安S出走は見送ったが、5月中旬から乗り始め、速い時計は何と15本目。とにかく乗り込んだ。しかも、すべて坂路だ。

 実はこの中間だけでなく、デビュー前から坂路でしか追い切ったことがない。距離が長いぶん負荷のかかりやすいCWコースでの追い切りが多い厩舎にとって、異色の存在と言える。その理由を、きょうだい5頭もすべて管理してきたトレーナーは「このきょうだいはコースで追うと、ガタッとくるんです」と説明。デビュー戦で後続に4秒3差をつけたポテンシャルを、走り慣れた場所で磨き上げてきた。

 中京7ハロン戦で行われた昨年。斉藤崇厩舎はドンフランキーが594キロでJRA重賞の最高体重勝利記録を塗り替えた。今年のウルスは今週始めに586キロあった。斉藤崇師が「もっと先を考えてしまうような馬」と期待する怪物候補の重賞初挑戦。超大型馬のリレーによる派手な連覇が期待できそうだ。(山本 武志)

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