15日、中京競馬場で行われたファルコンS(3歳、GIII・芝1200m)は、武豊騎手騎乗の1番人気{horse=2005110196:ダノンゴーゴー}(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、道中後方追走から、直線で外に持ち出されると鋭く追い込み、抜け出しを図る2番人気マルブツイースターを1.1/4馬身差交わして快勝した。勝ちタイムは1分09秒0(良)。さらにクビ差の3着には6番人気ルルパンブルーが入った。
勝ったダノンゴーゴーは、父Aldebaran、母は亜1000ギニー(亜G1)を勝ったPotrinner(その父Potrillazo)という血統の米国産馬。半姉に05年サンズポイントS(米G3)に勝ち、05年アメリカンオークス(米G1)でシーザリオの2着に入ったメロールアインダ Melhor Ainda(父Pulpit)、従姉にディアデラノビア(フローラS-GII、京都牝馬S-GIII、愛知杯-GIII)がいる。昨年4月のキーンランド2歳トレーニングセールにて40万ドル(約4800万円)で落札されている。
昨年11月3日の新馬戦(京都・芝1200m)を1番人気に応え快勝。その後は全て1番人気に推されるも3着、2着、3着と惜敗が続いていたが、前走の500万下(京都・芝1200m)で差し切り勝ちを収め、2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の武豊騎手はこの日が39歳のバースデー。JRA重賞はフェブラリーS(GI、ヴァーミリアン)に続く今年2勝目で、通算253勝目となった。また、管理する橋口弘次郎調教師は昨年のファンタジーS(GIII、オディール)以来のJRA重賞制覇で、通算では66勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。