【中京記念】昨年の輝きを取り戻せるか エルトンバローズが復活の重賞3勝目を狙う

2024年07月16日 17:30

重賞3勝目を目指すエルトンバローズ(昨年10月撮影、ユーザー提供:淳。さん)

 GIIIなら恥ずかしい競馬はできない。昨年の毎日王冠覇者エルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、中京記念(3歳上・GIII・小倉芝1800m)で重賞3勝目を狙う。

 エルトンバローズは父ディープブリランテ、母ショウナンカラット、母の父ブライアンズタイムの血統。祖母ニュースヴァリューの半姉のベガは93年の桜花賞とオークスの覇者。近親にはアドマイヤベガ、アドマイヤドン、ハープスターなどの活躍馬が並ぶ。

 ここまで12戦4勝。昨年4月の未勝利で5戦目にして初勝利。そこから1勝クラス、ラジオNIKKEI賞、毎日王冠と破竹の4連勝を決めた。GI初挑戦となったマイルCSで連勝はストップしたが、中団追走から渋太く脚を伸ばして0秒2差の4着。力を再確認させる内容だった。ただ、今年は3戦して中山記念が7着、チャンピオンズマイルが8着、安田記念が8着。それぞれ道悪、初海外、帰国初戦と敗因はあるが、やや物足りないのも事実だ。

 今回は昨年のラジオNIKKEI賞以来、2回目のGIII参戦となる。59kgとハンデは背負うが、実績では一枚上。秋の大舞台に向けて、何としても結果を残したい。

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