サラブレッド1歳市場の「セレクションセール2024」の2日目が23日、北海道・新ひだか町の北海道市場で行われ、177頭が上場され、内157頭が落札。売却総額は23億5750万円(税抜、以下同)で、売却率は88.7%だった。
4000万以上の高額取引馬は3頭。最高額は8000万円で2頭おり、「ゴールドチェイスの2023」(牡、父ドレフォン)と「レインオンザデューンの2023」(牝、父オルフェーヴル)だった。前者は岡本真二氏が落札。今年の韋駄天Sを勝ち、アイビスSDで上位人気が予想されるチェイスザドリームの半弟にあたる。後者は(同)DMM.comが購買。半兄は21日に札幌の新馬戦をレコード勝ちしたキングスコール。伯父に05年のウッドメモリアルS(米G1)を勝ったベラミーロード(Bellamy Road)がいる。また、当セールにおける牝馬の歴代最高額を更新した。
そのほかには、「ジュルビアンの2023」(牝、父シルバーステート)を4600万円、「バルレッタの2023」(牝、父シスキン)を3900万円で、それぞれ今福洋介氏が競り落としている。
セレクションセールはあす24日まで行われ、計3日間で約500頭が上場される。