欧州12F路線の夏の大一番、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、良馬場)は27日、英国の首都ロンドン近郊の
アスコット競馬場で9頭で争われ、
スミヨン騎乗の
ゴリアット(せん4=仏F・
グラファール、父
アドラーフルーク)が道中5番手から直線、グイグイ伸びて差し切った。良馬場で勝ち時計は2分27秒43。
これがキャリア9戦目。先月
ロイヤルアスコット開催最終日の
ハードウィックS2着を
ステップに初のG1チャレンジで見事、
ビッグタイトルをものにした。
せん馬のため、凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン芝2400メートル)には出走できない。
グラファール師は今後について英アットザレーシズの取材に「馬の様子を見ながらだから今、はっきり言えないけどブ
リーダーズカップ、ジャパンカップなど、あらゆる選択肢がある」とコメントした。
キングジョージの結果を受け、大手ブックメーカーはBCターフ(11月2日、
デルマー芝2400メートル)のオッズを修正。英bet365社は
ゴリアットと英ダービー馬
シティオブトロイ(牡3=愛A・オブライエン、父
ジャスティファイ)を1番人気タイの8倍に設定している。