サリーチェの半兄のサリオス(22年10月撮影、ユーザー提供:ナオンタスさん)
名牝系から大物候補がデビューだ。
サリオスや
サラキアの半妹となる
サリーチェ(牝2、栗東・池添学厩舎)が、日曜新潟2Rの2歳新馬(牝・芝1600m)で初陣を迎える。
サリーチェは父
ドゥラメンテ、母サロミナ、母の父Lomitasの血統。母は12年の独オークスの覇者。半兄の
サリオスは19年の朝日杯FSなど重賞を4勝。半姉の
サラキアは20年の府中牝馬Sを制し、エリザベス女王杯と有馬記念で2着だった。さらには同じく半姉の
サリエラや
サフィラも重賞戦線で活躍している。母系はドイツの名牝系で、近親には21年のNHKマイルCを制した
シュネルマイスターの名前もある。
ここまで坂路とCWを併用して乗り込まれてきた。最終追いは坂路で流した程度だったが、長距離輸送を控えているので問題ないだろう。鞍上はルメール騎手。来春が楽しみになるようなデビュー勝ちを期待したい。