今年のドバイSCに参戦したシャフリヤール(撮影:高橋正和)
超強力タッグが5年ぶりのJRA重賞制覇なるか。武豊騎手と藤原英昭厩舎のコンビが、札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)に
シャフリヤール(牡6)で参戦する。
武豊騎手と藤原英昭厩舎のコンビは、これまでJRAで68戦11勝。13年のマイルCSを
トーセンラーで勝つなど、重賞は3勝している。一方で辛い記憶もある。10年の毎日杯では
ザタイキが直線で故障して競走中止。武豊騎手は左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折、右前腕裂創の重傷を負い、約4カ月の長期休養を強いられることとなった。
札幌記念では
シャフリヤールと武豊騎手の初タッグが実現した。21年の日本ダービーと22年のドバイSCの覇者。その後は8連敗中だが、昨年のBCターフが
オーギュストロダン(
Auguste
Rodin)の3着、今年のドバイSCが日本馬で最先着の2着だから、決して衰えはない。レジェンドが完全復活に導けるか、要注目の一戦となる。
【武豊騎手と藤原英昭厩舎のコンビのJRA重賞勝ち】
・13年京都記念・
トーセンラー(6番人気)
・13年マイルCS・
トーセンラー(2番人気)
・19年デイリー杯2歳S・
レッドベルジュール(3番人気)