【札幌記念】昨年2着のトップナイフ 今年も高配当を呼ぶか

2024年08月14日 19:30

重賞初制覇を目指すトップナイフ(今年7月撮影、ユーザー提供:726さん)

 ガラリ一変で、今年も波乱の主役となるか。重賞で2着4回の実績を誇るトップナイフ(牡4、栗東・昆貢厩舎)が、札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)で重賞初制覇を目指す。

 トップナイフは父デクラレーションオブウォー、母ビーウインド、母の父スピニングワールドの血統。半兄のステラウインドは15年の万葉Sの勝ち馬で、同年の七夕賞で2着、14年の函館記念で3着。半弟で現3歳のバッデレイトは2戦2勝で、将来を嘱望されている。また、祖母の半弟のテイエムオペラオーは00年と01年の天皇賞(春)を連覇するなど、GIを7勝した歴史的名馬だ。

 ここまで13戦2勝。重賞は未勝利ながら、2着は4回ある。とりわけ昨年の札幌記念は9番人気の低評価を覆しての激走だった。多くの有力馬が荒れた内側を避ける中、勝負所でイン捲りを決めて先頭へ。勝ったプログノーシスには突き放されたものの、最後までバテることなく踏ん張って、3連単16万馬券の主役となった。今年も馬場や展開など、何らかの後押し材料は欲しいが、一発の魅力は十分に秘めている。

 昨年の菊花賞で14着に敗れて以来、9カ月ぶりの実戦だった函館記念では10着に崩れたが、まだ本来の出来ではなかったようなので、参考外でいいだろう。今回は真価が問われる叩き2戦目。今年も並み居る強豪に食い込むシーンを期待したい。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。