【札幌記念】逃げ馬不在で展開の利? ノースブリッジが好配当を呼ぶか

2024年08月15日 12:15

重賞3勝目を目指すノースブリッジ(昨年10月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

 展開利を生かして粘り込みなるか。昨年のAJCC覇者のノースブリッジ(牡6、美浦・奥村武厩舎)が、札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)で重賞3勝目を狙う。

 ノースブリッジは父モーリス、母アメージングムーン、母の父アドマイヤムーンの血統。母は12年のファンタジーSの3着馬。半弟のタッチウッドは昨年の共同通信杯の2着馬。伯父のローレルゲレイロは09年に高松宮記念とスプリンターズSを制し、JRA賞最優秀短距離馬に選ばれている。

 ここまで17戦6勝。一昨年のエプソムCで重賞初制覇。昨年のAJCCで2つ目のタイトルを獲得した。その後は5連敗中だが、決して衰えはない。今年は海外遠征を敢行し、前々走のアミールトロフィーがレベルスロマンス(Rebel's Romance)、ゼッフィーロ、サトノグランツに続く4着。前走のクイーンエリザベスII世Cがロマンチックウォリアー(Romantic Warrior)、プログノーシスに続く3着。国内外の強豪を相手に善戦を続けている。

 今回もかなりの強敵相手となるが、展開利はある。メンバーを見渡すと、逃げ脚質はアウスヴァールの1頭のみ。他に積極的に運びたい馬もドゥラエレーデぐらいとあって、緩い流れを好位で運べそうなのだ。勝負所までリズム良く運べれば、そうそう簡単にはかわされないはず。札幌の短い直線も味方につけて、まんまと押し切るシーンを期待したい。

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