30日、中山競馬場で行われたマーチS(4歳上、GIII・ダート1800m)は、小原義之騎手騎乗の7番人気(単勝29.6倍){horse=2001105288:ナナヨーヒマワリ}(牡7、栗東・小原伊佐美厩舎)が、道中最後方追走から直線に向いて鋭く伸び、6番人気マコトスパルビエロを1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分51秒6(良)。1番人気のフィフティーワナーは、早め先頭から直線に向くも、さらに3馬身差の3着に敗れた。
勝ったナナヨーヒマワリは、父エアジハード、母は97年オークス(GI)2着のナナヨーウイング(その父セレスティアルストーム)という血統。03年8月のデビューから10戦目で初勝利。その後もダートの中距離戦で勝ち星を重ね、前走の北山S(1600万下、京都・ダート1800m)を勝ってオープン入りを果たしていた。通算成績47戦6勝(重賞1勝)。
鞍上の小原義之騎手はタマモヒビキで制した02年小倉大賞典(GIII)以来約6年ぶりのJRA重賞制覇で通算4勝目。管理する小原伊佐美調教師も同レース以来のJRA重賞制覇で、通算では14勝目となった。