30日、金沢競馬場で行われたイヌワシ賞(4歳上、ダート1900m、1着賞金210万円)は、加藤和義騎手騎乗の1番人気{horse=2000102789:ビッグドン}(牡8、金沢・平床良博厩舎)が、好位追走から4角手前で先頭に替わると、直線で後続を引き離し、9番人気テンリットルに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分03秒9(重)。さらに2.1/2馬身差の3着には10番人気ケイアイダンシング(愛知)が入った。
勝ったビッグドンは、父ブライアンズタイム、母がJRA4勝のドラゴンリリー(その父イブンベイ)。半弟に昨年の根岸S(GIII)を勝ったビッググラス(牡7、大井・高橋三郎厩舎、父エルコンドルパサー)がいる血統。JRAで6勝を挙げ、06年春に金沢に移籍。これまでに06、07年百万石賞(金沢)、06年北國王冠(金沢)、07年白山大賞典(金沢)などを制しており、前走は名古屋グランプリ(交流GII)で7着だった。通算成績58戦14勝(うちJRA37戦6勝、重賞5勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。