6日、阪神競馬場で行われたマーガレットS(3歳OP、芝1400m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)ファリダット(牡3、栗東・松元茂樹厩舎)が、中団追走から直線に向いて鮮やかに伸び、4番人気ナンヨーヒルトップに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分20秒8(良)。さらにクビ差の3着には6番人気アンダーカウンターが入った。

　勝ったファリダットは、父Kingmambo、母は02年スプリンターズS(GI)、03年高松宮記念(GI)など重賞4勝を挙げたビリーヴ(その父サンデーサイレンス)という血統の米国産馬。昨年12月1日のデビュー戦(阪神・芝1600m)を3馬身差で快勝。その後は福寿草特別(500万下・芝2000m)、つばき賞(500万下・芝1800m)でいずれも圧倒的1番人気ながら3着。前走のすみれS(OP・芝2200m)も5着に敗れており、大幅に距離短縮した今回、待望の2勝目となった。通算成績5戦2勝。