羽田盃、単勝109倍のニックバニヤンがV

2008年04月23日 20:15

 23日、大井競馬場で行われた南関東クラシック第1弾・羽田盃(3歳、南関東G1・ダート1800m、1着賞金4000万円)は、的場文男騎手騎乗の11番人気(単勝109.8倍){horse=2005106241:ニックバニヤン}(牡3、大井・佐々木洋一厩舎)が、好位追走から直線で抜け出し、後方から差を詰めた圧倒的1番人気(単勝1.2倍)ディラクエを3/4馬身差抑え優勝した。勝ちタイムは1分52秒8(良)。さらに2馬身差の3着に2番人気ロイヤルマコトクンが入った。

 勝ったニックバニヤンは、父デヒア、母アイロニック(その父トニービン)、3代母が71年の天皇賞・秋、有馬記念を勝った名牝トウメイという血統。

 昨年7月のデビュー戦(大井・ダート1200m)を10馬身差で圧勝し、ゴールドジュニアー(大井・ダート1400m)まで無傷の3連勝。ハイセイコー記念(南関東G2)で3着に敗れて連勝はストップし、続く全日本2歳優駿(交流GI)は5着。今年に入ってからは2戦し、前走の京浜盃(南関東G2)はディラクエから2.8秒差の10着に敗れていた。通算成績8戦4勝(重賞1勝)。

 鞍上の的場文男騎手は、98年ゴールドヘッド以来となるこのレース6勝目で、重賞は通算124勝目。管理する佐々木洋一調教師は02年の開業以来、9回目の出走で重賞初勝利。初のタイトルがG1勝ちとなった。

【的場文男騎手のコメント】
「ディラクエを負かすには前に行くしかないと思っていた。人気薄の馬で勝つのは飛び上がった喜びがある。東京ダービーは一度は勝ちたいレース。精一杯頑張りますので声援お願いします」

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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