講義を行う元JRA調教師の藤沢和雄氏(c)netkeiba
胆振地区の生産者などで構成される胆振軽種馬農業協同組合、および同農業協同組合青年部は藤沢和雄氏(元JRA調教師)を北海道千歳市内のホテルに招いて「胆振地区生産育成技術講座2024」を開催した。この日のテーマは「これからの馬産地に期待すること〜強い馬と最高のホースマンを育てる条件とは〜」。
JRAで歴代2位となる通算1570勝をあげた名トレーナーの話を聞こうという生産者、育成者などが会場を埋め尽くす中、藤沢氏は調教師時代の思い出やエピソード、あるいはこれからの時代に求められることなどをユーモアを交えて話した。講習会の最後に藤沢氏は「私も牧場で働いていた経験があり、それは調教師としてすごくプラスになりました。牧場の仕事は大変かと思いますが、目標をもって頑張ってください」とエールを送った。