ケンタッキーダービー、ビッグブラウンが4戦無敗で制覇

2008年05月04日 07:00

 現地時間3日、米・チャーチルダウンズ競馬場でアメリカ3冠の第1戦・第134回ケンタッキーダービー(3歳、米G1・ダート10f)が行われ、K.デザーモ騎手騎乗の1番人気ビッグブラウン Big Brown(牡3、米・R.デュトロウJr.厩舎)が、道中は好位の外を追走。4角で先頭に立つと直線では後続を突き放し、紅一点のエイトベルズ Eight Bellesに4.3/4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分01秒82(良)。さらに3.1/2馬身差の3着にはデニスオブコーク Denis of Corkが入った。なお、2着のエイトベルズは入線後に両前脚に故障を発生し、安楽死の処置が取られている。

 勝ったビッグブラウンは、父Boundary、母Mien(その父Nureyev)という血統の米国産馬。07年4月のキーンランド2歳トレーニングセールにて19万ドル(約2240万円)で落札されている。昨年9月のデビュー戦(サラトガ・芝8.5f)を11.1/4馬身差で制すと、2戦目となった今年3月のアローワンス(ガルフストリームパーク・ダート8f)も12.3/4馬身差で連勝。前走のフロリダダービー(米G1)も5馬身差で圧勝しており、今回が無傷の4連勝でのケンタッキーダービー制覇となった。通算成績4戦4勝(重賞2勝)。

 鞍上のK.デザーモ騎手は98年リアルクワイエット Real Quiet、00年フサイチペガサス Fusaichi Pegasusに続くこのレース3勝目。管理するR.デュトロウJr.調教師は初勝利となった。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。