●岩田康誠騎手
天皇賞初制覇。JRA・GIはアドマイヤムーンで制した昨年のジャパンC以来となる4勝目。JRA重賞はアドマイヤジュピタでの阪神大賞典(GII)に続く今年5勝目、通算16勝目。
●友道康夫調教師
開業7年目でのJRA・GI初制覇。JRA重賞はアドマイヤジュピタで制した阪神大賞典に続く今年2勝目、通算6勝目。
●馬主・近藤利一氏
天皇賞初制覇。JRA・GIは昨年の宝塚記念(アドマイヤムーン)以来となる通算10勝目。JRA重賞は3日の青葉賞(GII、アドマイヤコマンド)に続く勝利で今年8勝目、通算48勝目。
なお、このレースにはアドマイヤジュピタ以外にも、アドマイヤフジ(5着)、アドマイヤモナーク(6着)、アドマイヤメイン(14着)が出走しており、GIでの個人馬主による4頭出しは史上初となった。
●生産者・ノーザンファーム
06年春のディープインパクトに続く天皇賞2勝目。JRA・GIはフェブラリーS(ヴァーミリアン)に続く今年2勝目。
●フレンチデピュティ産駒
JRA・GIは、レジネッタでの桜花賞に続く今年2勝目。クロフネの01年NHKマイルC、01年ジャパンCダート、ピンクカメオの07年NHKマイルCと合わせて通算5勝目。
ちなみに昨年7月にはサンアディユが芝1000mのアイビスサマーダッシュ(GIII)を制しており、今回芝3200mの天皇賞・春を産駒が勝ったことで距離適性の幅広さを示した。
●所属
春の天皇賞は05年スズカマンボ以降、関西馬が3連勝。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬8勝、関東馬2勝となった。
●阪神大賞典勝ち馬
阪神大賞典の勝ち馬で同年の天皇賞・春を制した馬には、88年タマモクロス、91、92年メジロマックイーン、97年マヤノトップガン、98年メジロブライト、99年スペシャルウィーク、00年テイエムオペラオー、06年ディープインパクトなどがいる。
●馬名の由来
冠名+木星(Jupiter)
●入場者&売り上げともにダウン
天皇賞・春が行われた4日の京都競馬場の入場人員は、前年比95.7%の8万1760人。また、天皇賞・春の売り上げも前年比93.5%の221億6535万6000円とダウンした。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。