5日、船橋競馬場で行われた第20回かしわ記念(4歳上、交流GI・ダート1600m、1着賞金6000万円)は、道中中団を追走した的場文男騎手騎乗の3番人気{horse=2002106491:ボンネビルレコード}(牡6、美浦・堀井雅広厩舎)が、1番人気ブルーコンコルドと2番人気ワイルドワンダーの競り合いを直線でまとめて交わして優勝した。勝ちタイムは1分37秒6(稍重)。ブルーコンコルドは1馬身差の2着、ワイルドワンダーはさらに1/2馬身差の3着に敗れた。
勝ったボンネビルレコードは、父アサティス、母ダイワスタン(その父マルゼンスキー)という血統。04年10月に大井・庄子連兵厩舎からデビューし、05年黒潮盃(南関東G2)、05年東京記念(南関東G2)、06年サンタアニタT(南関東G3)、07年金盃(南関東G2)を制すなど活躍。昨年春に中央に移籍し、移籍後4戦目となった帝王賞(交流GI)では、大井時代のパートナーである的場文男騎手を鞍上に交流GI初勝利を飾った。今回の勝利が帝王賞以来となる交流GI・2勝目で、重賞は6勝目。通算成績36戦8勝(うち地方29戦8勝)。
鞍上の的場文男騎手は94年ヤマジュンオーに続くこのレース2勝目で、交流重賞になってからは初勝利。管理する堀井雅広調教師はこのレース初勝利で、JRA所属馬の優勝は交流競走となった96年以降7頭目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。