5日、名古屋競馬場で行われた第47回駿蹄賞(3歳、ダート1900m、1着賞金200万円)は、安部幸夫騎手騎乗の7番人気{horse=2005104808:クロスウォーター}(牝3、愛知・角田輝也厩舎)が、道中は後方追走から直線に向くと一気に突き抜け、先に抜け出した10番人気ヒロノバイオを1.1/2馬身差交わし優勝した。勝ちタイムは2分07秒3(稍重)。さらに3/4馬身差の3着に5番人気シンプウライアンが入り、3連単は1,971,630円の大波乱となった。単勝1.1倍の圧倒的1番人気に推されたサチコゴージャスはゴール前で失速し、4着に敗れている。なお、優勝馬には6月6日に行われる東海ダービー(名古屋)への優先出走権が与えられる。
勝ったクロスウォーターは、父スキャターザゴールド、母ビュウティセシル(その父ゴールデンフェザント)という血統。半兄に04年鎌倉記念(南関東G3)を勝ったエスプリフェザント(牡6、川崎・久保秀男厩舎、父デュラブ)がいる。07年8月に川崎・武井榮一厩舎からデビューし、8戦未勝利のまま今年1月に現厩舎に移籍。移籍後7戦目で初勝利を挙げ、前走も制して2勝目をマークしていた。通算成績18戦3勝(重賞1勝)。