10日、京都競馬場で行われた第56回京都新聞杯(3歳、GII・芝2200m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気{horse=2005106283:メイショウクオリア}(牡3、栗東・西橋豊治厩舎)が、中団追走から直線に向いて脚を伸ばし、9番人気ロードアリエスにアタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分18秒4(稍重)。さらにアタマ差の3着には逃げた6番人気マイネルローゼンが入り、1番人気のブラストダッシュは好位追走も5着に終わっている。
勝ったメイショウクオリアは、父マンハッタンカフェ、母アンノウンウォーターズ(その父Rahy)という血統。昨年12月のデビュー戦(阪神・ダート1800m)を制すと、続くラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)も3着に好走。今年に入って、きさらぎ賞(GIII)10着、続く3歳500万下(阪神・ダート1800m)も4着に敗れたが、前走のムーニーバレーRC賞(500万下、京都・芝2400m)で2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の岩田康誠騎手は先週の天皇賞・春(GI、アドマイヤジュピタ)に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算17勝目。管理する西橋豊治調教師はプリモディーネで制した99年桜花賞(GI)以来約9年ぶりのJRA重賞制覇で、通算では3勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。