昨年の最優秀2歳牡馬ゴスホークケンなどを所有する藤田与志男氏が、10日午前に心不全のため死去していたことがわかった。67歳だった。通夜は15日午後6時、葬儀・告別式は16日午前10時30分から宝仙寺大師堂(東京都中野区中央2の33の3)で行われる。喪主は妻の在子(ながこ)さん。
藤田与志男(ふじた よしお)氏は株式会社ダーハムの代表取締役。97年12月にJRAの馬主免許を取得し、昨年の朝日杯フューチュリティS(GI)を制し最優秀2歳牡馬に輝いたゴスホークケン(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)のほか、ブラックバースピン(牡5、美浦・手塚貴久厩舎、07年CBC賞-GIII)、シベリアンメドウ(01年京王杯2歳S-GII)などでJRA重賞5勝。「マルターズ」「シベリアン」などの冠名で知られ、外国産馬を多く所有した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。