15日、大井競馬場で行われた東京プリンセス賞(3歳牝、南関東G1・ダート1800m、1着賞金2000万円)は、山田信大騎手騎乗の3番人気{horse=2005102907:ブライズメイト}(牝3、船橋・山浦武厩舎)が、道中は後方を追走し、3角過ぎから徐々に進出すると、直線では力強く伸びて6番人気ハタノギャランに1.1/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分56秒3(重)。さらにクビ差の3着に13番人気トミノプラネットが入った。1番人気のフィリアレギスは直線伸びを欠き7着に敗れている。なお、上位2頭には6月18日(水)に川崎競馬場で行われる関東オークス(交流GII・ダート2100m)への優先出走権が与えられる。
勝ったブライズメイトは、父エイシンサンディ、母アナザーワールド(その父リアルシャダイ)。半兄にJRA現4勝のセフティーステージ(牡6、栗東・小野幸治厩舎、父ジェニュイン)がいる血統。
昨年7月に北海道・廣森久雄厩舎からデビューし、2勝を挙げた後、暮れに現厩舎へ移籍。移籍2戦目の東京2歳優駿牝馬(南関東G1、大井・ダート1600m)では2着と好走した。今年は3戦して勝ち星がなく、2走前の桜花賞(南関東G1、浦和・ダート1600m)は勝ったフィリアレギスから0.5秒差の6着、前走のポピー特別(大井・ダート1800m)は5着に敗れていた。今回が移籍後初勝利。通算成績14戦3勝(重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。