17日、東京競馬場で行われた第53回京王杯ス
プリングC(4歳上、GII・芝1400m)は、藤岡佑介騎手騎乗の2番人気
スーパーホーネット(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)が、中団追走から直線半ばで鋭く抜け出し、6番人気
キストゥヘヴンに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分20秒8(良)。1番人気スズカフェニックスは直線でしぶとく伸びたが、さらにクビ差の3着に敗れた。
勝った
スーパーホーネットは、父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(その父エルセニョール)という血統。2歳時から朝日杯フューチュリティS(GI)2着、デイリー杯2歳S(GII)3着など活躍。その後もオープン戦で勝ち星を重ね、昨年10月のスワンS(GII)で重賞初制覇を飾った。続くマイルCS(GI)ではダイワメジャーからクビ差の2着。それ以来約4か月ぶりの出走となった前走の高松宮記念(GI)は5着だった。通算成績21戦8勝(重賞2勝)。
鞍上の藤岡佑介騎手はチューリップ賞(GIII、
エアパスカル)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算10勝目。管理する矢作芳人調教師は
ガーネットS(GIII、
タイセイアトム)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では3勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。