おたまを持って口取り写真におさまる内田玄祥オーナー(右)、木幡育也騎手(右から2人目、カメラ・荒牧 徹)
12月7日の中山4R・2歳未勝利(ダート1800メートル=12頭立て)は、木幡育也騎手が騎乗した
オタマジャクシ(牡、美浦・松永康利厩舎、父
トランセンド)がデビュー3戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分54秒3(良)。
ここまで2走は差す競馬をしていたが、今回はスタートから押していき4番手を追走。直線で外に出されると、力強く伸びて2着馬を3馬身突き放した。木幡育騎手は「能力はあると思っていたので、思い切って乗りました。砂をかぶらず、直線で外に出せれば脚を使ってくれるのは分かっていました。この子を導けて良かったです」と、声を弾ませた。
内田玄祥オーナーは
アナゴサン、
オバケノキンタ、
キキキキン、
チョメチョメなど珍名馬で知られる。所有馬では今春の中山グランドジャンプを
イロゴトシで制している。