現地時間18日、仏・ロンシャン競馬場で行われたイスパーン賞(4歳上、仏G1・芝1850m、6頭立て)は、O.ペリエ騎手騎乗の5番人気セージバーグ Sageburg(牡4、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、1番人気ダージナ Darjinaに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分53秒70(稍重)。さらに1/2馬身差の3着にルーブルトン Loup Bretonが入った。
勝ったセージバーグは、父Johannesburg、母がマルレ賞(仏G2)を勝ったSage Et Jolie(その父Linamix)という血統の愛国産馬。伯父にSagamix(凱旋門賞-仏G1)、叔父にSagacity(クリテリウムドサンクルー-仏G1)がいる。
07年6月のデビューから3連勝。重賞勝ちはなかったが、前走のガネー賞(仏G1)で3着に入るなど安定した成績を残しており、今回、G1の舞台で重賞初制覇を果たした。通算成績7戦4勝(重賞1勝)。
鞍上のO.ペリエ騎手は、11日の仏2000ギニー(仏G1)に続く2週連続のG1制覇。同レースを勝ったファルコ Falcoは13番人気で、いずれも人気薄での勝利となっている。